今日から君には我が社のマーケティングを担当してもらうよ。
「えっ、それ、どういうことですか?」
我が社の顧客を増やして欲しいんだ。
「で、でも、そんなのどうやったら良いのか分かりませんよ、、、」
それにはお客様、つまり一般消費者がどのような考え方を持っているかを理解して、それに合わせることだ。
最初は良く分からないだろう。仕事をしながら、だんだん合わせて行けば良いよ。
仕事は、クイズゲーム形式になっている。
「???」
ゲームの中ではアンケート調査などの統計に基づくクイズが出題される。
その答えが何%くらいかを予想して答えるんだ。
「! ??」
実際の数字と違うほど体力を使ってしまうぞ。
体力を使いきってしまうと、もう一度、仕事のやりなおしだ。
「えっ、ちょっ、、ちょっと、よく分かりませんが、、残業代は、、?」
残業代などない!!
「えっ、、それって、ブラ」
ブラック企業じゃない!
お客様を増やせ増やす程、昇進してもらう。
課長、部長、、、いつかは社長のイスをゆずる日がくるかもしれないな、、、
「あ、あの、でも、ただの見習いアルバイトなんですが、、、」
一回の仕事で突破した問題数が多ければ多い程お客様が獲得できる。
つまり、お客様の気持ちが分かってくれば、それだけお客様が増える、ということだ。
「聞いてないし、、」
色々な知識を組み合わせても良いんだ。
日本の年齢構成がこうだな
若い人にはこういうのが流行ってきているな
あの文化はすたれてきているよな
つまり、君の知識が試される、ということだな。
「でも、マーケティング以外の仕事がしたいんですが、、、」
何を言っているんだ。これからの時代はものやサービスが勝手に売れる時代じゃない!
お客様のニーズをつかまないといけなんだ。
どんな仕事でもマーケティングの力が必要な時代なんだ!
「な、なるほど」
そして、やりがいもある!難しいが、ピタっと当てれば気持ち良いぞ!
私もそうして社長にのし上がってきたんだ!!
「!! よーし、早速、やってやりますよ!じゃ、行ってきます!」
お、もう行ってしまったか、、
あー、そこでこれを読んでいる君。君だよ。
これは他人事じゃないんだ。
マーケティングの能力を上げれば、生涯収入アップ間違いなしだ。
このゲームが君の人生を豊かにすることを願っているよ。
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現在収録している問題:
・ 博報堂生活総合研究所「生活定点」調査(2012)